REDSはグループFで、広州恒大(中国)、全北現代モータース(韓国)、ムアントン・ユナイテッド(タイ)と対戦することが決まりました。
広州とは初対戦で、今年初出場でベスト8のクラブです。 全北はCLの常連で2006年チャンピオン、5年前の準々決勝で対戦したクラブです。 ムアントンはCLプレーオフ決勝で敗れ続けていましたが、本戦は初出場になります。
自分自身はネットストリーミングを利用して、この3クラブのゲームは何ゲームかチェックしていて、Twitterで書き残すようにしていますので、Twilogでチーム名やら選手名を入れてサーチすると、いろいろ出てくるかもしれませんので、ぜひとも試してみてください。
今回は広州恒大にフォーカスしていきます。
個人的にはもっとも対戦を熱望していたクラブです。中国のクラブの中でももっともポテンシャルを秘めたクラブと言えます。
(今後も順次情報を追加していきます)
チーム情報
広州恒大は八百長問題の影響で2010年は甲級(2部)に甘んじていましたが、中国不動産バブルの影響もあり、不動産業をメインとする恒大地産集団がスポンサーについた影響もあり、潤沢な資金をつかってヨーロッパから大物も補強できる、アジアでも屈指の実力と資金力を誇るクラブへと変貌を遂げました。ちなみに、このクラブはレアル・マドリーと提携しています。
2011年に超級(1部)に昇格してから、超級リーグで連覇、今シーズンは中国FAカップも制して2冠、CLでもベスト8に進出した、進境著しいクラブです。
ホームタウンは広東省広州市です。
対戦日程
1節(2/26or27/Away)と5節(4/23or24/Home)の予定です。主なメンバー
[監督]
イタリアの名門、ユヴェントスで数々のタイトルをもたらしたマルチェロ・リッピが5月に就任。[外国籍]
・#18 ルーカス・バリオス→パラグアイ代表FW。ドルトムントでは香川真司とともにプレーしました。
トランスファーは非公表とされていますが、1200万ユーロ(約12億円)と言われています。
・#11 ムリクイ(ムリキと表記される場合もあり)
→2010年の2部時代から在籍。セカンドストライカーやウィングとしてプレーする快速FW。
2011シーズンは得点王とリーグMVPを受賞しています。
超級の2シーズンで28ゴール(46試合)です。
たしか、東京の徳永をスピードで振り切ってチンチンにしていた印象があります。
・#15 ダリオ・コンカ
→アルゼンチン人MF。2011年夏の移籍当時は世界第3位の1040万ドル(約8.5億円)の
年俸が話題になりました。
ただし、今年7月から高年俸を捨てて、古巣のフルミネンセを復帰を希望して様子。
フルミネンセでは、REDSにいたワシントンやエメルソンともプレーしました。
つい最近、広州の自宅に置き手紙を残して、帰国したとの報道もあります。
・#28 キム・ヨングォン
→韓国代表DF。2010年にFC東京、2011年-2012年夏まで大宮に所属したプレーヤー。
その他、セルビアの名門、レッドスターとパルチザンの2クラブで2ゲームに1ゴールペース
でゴールを奪っていたFWクレオ(#9:2年間で38ゲーム17ゴール)、
守備の要のブラジル人DFパウロン(#3:2年間で47ゲーム出場)がいます。
ただし、CLでは外国籍3人+AFC内プレーヤー1人なので、漏れるプレーヤーが出てきます。
また、今シーズン初出場でベスト8で終わったため、巻き返しを期すべく、
ヨーロッパからの補強もオーナーが示唆しているとか。
ブラジルのボダフォゴから攻撃的なプレーヤーを獲得するとのことです。
ちなみに、韓国のガットゥーゾこと、チョ・ウォニは退団しました。
[中国代表]
・#29 郜林(ガオ・リン)→中国代表FW。2007年REDSが上海申花と対戦した時の相手にいました。
187cmの長身を生かしたプレーはそのままに、当時よりもボール扱いが
かなり向上しています。
ガオ・リン以外にも、昨年のFWC3次予選では中国代表に8人を送り出すなど、
現役中国代表が多数在籍する中国最強クラブです。
[その他]
鹿島にこの夏移籍加入したレナトはこのクラブで強力外国人に弾かれました。ただし、広州恒大から鹿島へののローンですので、(もしかしたら、)
来シーズンは復帰している可能性もあります。
ホームスタジアム
天河体育中心体育場(Tianhe Stadium)→アジアカップ2010決勝の開催の58500人収容スタジアム。
2011シーズンは1試合平均観客数45000人を記録(REDSの全盛期に匹敵)
スタジアムではポカリくらいしか買えないようですw。
[アクセス]
広州へは成田から直行便が1日3便程度あるようで、日本航空(JAL/ワンワールド)、全日空(ANA/スターアライアンス)、中国南方航空(スカイチーム)が就航しています。
その他に韓国・仁川(インチョン)経由、香港経由の便もあり、香港から広州までは1日3便、
香港から広州まで直通バスで3時間、電車では2時間程度で、あまり心配無いようです。
スタジアムは市の中心部から30kmほど離れていて、
電車移動しても、市内中心部までは50分程度かかる模様です。
スタジアム近隣には、地下鉄が複数通っているようで、1号線の体育中心駅、
3号線の体育西路駅、3号線支線の林和西駅があります。
また、珠江新城新交通システム(APM)線の体育中心南駅もあります。
どの駅からも5-10分以内で到着できるようです
[広州との時差]
広州はGMT+8ですので、日本(GMT+9)よりも1時間遅くなります。CL2012の広州ホームゲームのキックオフは現地時間20:00(日本時間21:00)でしたから、
今シーズンもおそらく同様になると思います(というよりも、中国クラブのCLキックオフ時刻は
日本時間20:30-か21:00-のパターンがほとんどです)
[アウェイ訪問時の気候]
・2月の平均最高気温:18.5℃・2月の平均最低気温:11.7℃
・2月の平均降水量 :69.4mm
・2月の日照時間 :71.6h
日本(東京)で言うと、4月くらいの陽気で、晴れの日が少ないことを想像すると
わかりやすいかと思います。
過去のCL出場状況/結果
今年初出場したクラブです。今シーズンはベスト8敗退でした。全北現代、柏レイソル、ブリーラム(タイ)と同居したグループHを1位通過、
R16ではFC東京に勝利しました。
準々決勝ではサウジの雄、2004年2005年優勝、2009年準優勝のアル・イテハド・ジェッダと
対戦し、トータル4:5で(アウェイ2:4、ホーム2:1)敗れました。
広州球迷(サポーター)は、CL初戦となった全北現代とのアウェイゲームに、
2000人ほどいました(証拠写真)。
(現地留学生が大量に来たためで、中国から来たサポは300人程度だったとか)
CL通算成績は5勝3敗1分(17得点13失点)です。
ホームでは通算3勝2敗(8得点7失点)で、グループリーグでブリーラムと全北に敗戦。
過去の日本勢対戦クラブ
3戦 2勝1分(4得点1失点)柏レイソル
(2012 GL MD3:Home/柏0:0広州、2012 MD4:Away/広州3:1柏)→柏の公式ブログ日立台広報日記
→観戦記(1) SEXY SPORTSさん
→アウェイではこんなこともあったようです。
FC東京
(2012 Round of 16:Away/広州1:0東京)→観戦記(1) SEXY SPORTSさん
(2) 東京勝利宣言さん Part1(マッチレビュー) Part2(香港経由の話)
(3) 青と赤の日々さん
J's Goal特集ページ
・2012年チーム情報・2012年アウェイアクセスガイド
主要リンク
公式サイト公式Youtubeチャンネル
公式FaceBookページ
広州市(Wikipedia日本語版)
広州恒大(Wikipedia日本語版)
広州恒大(Wikipedia英語版)
ARACHINA 広州観光スポット特集ページ
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