Twitterでも速報しましたが、この夏に浦和REDSからエスクデロ・セルヒオがローン移籍しましたが、所属先のFCソウルのリーグ優勝が今日決まりました。
今シーズンのFCソウルのゲームはネットを活用して3試合に2試合くらいのペースで見ていますが、前半戦は調子が上がらなくてもたつきました。
そんなセルの移籍後の軌跡はこのようになっています。
7/21 釜山→後半開始から出場、1ゴール
7/25 大田→後半開始から出場
7/29 済州→ベンチ外
8/ 2 江原→53分から出場
8/ 8 慶南→先発85分で交代、1ゴール
8/11 城南→55分から出場
8/18 水原→フル出場
8/22 全南→先発75分で交代、1ゴール1アシスト
8/26 大邸→先発58分で交代
9/16 釜山→先発59分で交代
9/22 浦項→先発65分で交代
9/26 蔚山→先発68分で交代、1アシスト
10/ 3 水原→先発18分で負傷交代
10/ 7 慶南→ベンチ外(負傷の影響)
10/21 済州→先発57分で交代
10/27 全北→先発75分で交代、1ゴール
11/ 4 水原→先発77分で交代
11/15 蔚山→フル出場、1アシスト
11/18 慶南→先発79分で交代
11/21 済州→先発45分で交代
セルは移籍してからの20試合のうち、負傷の影響で出場できなかった10月7日の慶南FC戦を含めて、2度ベンチ外があっただけで、ほぼゲームに絡み、出場試合数は18試合で出場時間は1103分、先発出場は14回でした。
そのKリーグでの4ゴール3アシストを振り返ります。
初ゴールは移籍後初出場のゲームでセットプレーをプッシュしてのものでした。
(7月21日釜山アイパーク戦 移籍後1点目)
なかには、KリーグのDFを得意のドリブルで4人ぶっちぎってのゴールもありました。
(8月8日慶南FC戦 2点目)
このゴールのあとはマークが厳しくなったこともあり、なかなか思うように突破が成功しなくなりましたが、元コロンビア代表で2010年の城南一和アジア制覇に多大な貢献をしたモリーナとともに両翼から相手チームの脅威でありつづけていました。
1ゴール1アシストを決めたゲーム。
(8月22日全南ドラゴンズ戦)
アジアチャンピオン相手にアシストも2つ記録しています。
(9月26日蔚山現代ホランイ戦)
(11月15日蔚山現代ホランイ戦)
セルはKリーグで記事執筆時点で4ゴール決めていますが、リーグ戦ではセットプレーでのこぼれ球へ反応するパターンで2点を決めました。
(10月27日戦 全北現代モータース戦 4点目)
セルは2トップの布陣の時は基本的には2トップの一角か左サイドのOMF、3トップの時は左のウィングを担当。
ゲーム展開によってはモリーナとサイドを入れ替えたり、トップ下に降りてプレーをしていたりと、オフェンスの中心として、昨シーズン得点王のエースFWでモンテネグロ代表のデヤン・ダムヤノヴィッチとも生きのあったプレーを披露することも多かったです。
また、FCソウルではウズベキスタン代表でAFC年間MVPの経験のあるセルゲイ・ジェパロフに続いてクラブ史上2番目のAFC選手枠のプレーヤーとして、元韓国代表で2005年に清水エスパルスでも活躍したチェ・テウクをベンチに追いやって先発出場を続けていましたので、個人的にはそれも価値あることだと思います。
YoutubeでFCソウル公式チャンネル(http://goo.gl/QQTFC)にて、毎ゲーム10分前後のゲームダイジェストが上がっていますが、セルは自分の型にハマったときは強みを発揮していることがよくわかります。
REDSに復帰してミシャの戦術にフィットするのかどうか? 来シーズンREDSにローンバックしてくるのか? という疑問はありますが、韓国でも結果を出していますから、一皮向けたセルに期待したい自分がいます。
来シーズン帰ってくるのか、そして帰ってきたらフィットするかどうかはインシャアッラーですね。
【おまけ】
今シーズンのFCソウルのレギュラーリーグでのクラブ公式Youtubeチャンネルが選ぶベストゴール10の中で、
セルのゴールが5位にランクインしています。
(字幕の日付が違っているのはご愛嬌ということでw)