2011年10月28日金曜日

7年ぶり4回目

表題のように書くと、なんか高校野球の甲子園出場回数みたいになってしまいますが、これは浦和レッズがリーグカップ(ヤマザキナビスコカップ)のファイナルへ進出した回数です。


ファイナルは2002,2003,2004と3年連続で出場して以来になりまして、過去3回ともニューヒーロー賞はレッズのプレーヤーがゲットしています。

今回もその例にもれず、原口元気がニューヒーロー賞を獲得しました。

そして、レッズが優勝したのは2003年のみで、その時と同じくFWのプレーヤー(2003年は田中達也)がニューヒーロー賞をゲットしているので、今回は勝てるのかなと思っています。
(準々決勝で茂庭がポカしてくれてるのも8年前と同じ)


個人的には、若手主体に切り替わった2009年以降では初めての優勝のかかったゲームで、プロキャリアでのファイナル初体験だったりするプレーヤーが多くいますので、存分に楽しんでほしいなと思います。


プレーヤーたちが楽しければ、楽しいフットボールになりますし、
楽しいフットボールを見た自分はもっと楽しくなれます。

ブラジルなんかですと、「真剣にフットボールを楽しむ」なんて表現もありますが、心の底から本当に楽しんでもらいたいです。


今回に関しては、個人的に結果はそこまで重要視していなくて(もちろん勝ってほしいですよ)、久々のタイトルのかかったゲームで、対戦相手がJリーグのチームでもっともタイトルを獲得している鹿島アントラーズですから、どこが良かったのか、どこが足りないのかという部分でものさしを得ることが、今後将来の糧(勝て)になると思っています。

ですから、自分たちも大きな声と手拍子でファイナルをトコトン楽しんで、プレーヤーたちをノセてあげて、プレーヤーたちがゲームを楽しめる環境をつくること。それがよいスパイラルにつながっていくのではないかと思っています。


また、サイクル論の観点からいうと、今回はレッズとアントラーズのサイクルが入れ替わるキッカケになる可能性があると思っています。

通常、フットボールクラブのサイクルは5年程度といわれています。


鹿島は2002年のナビスコカップ優勝から2007年のリーグ優勝まで5年間の低迷を余儀なくされました。
ですが、その間はレッズがクラブ史上におけるすべてのタイトルを獲得するタイミングとなっていて、サイクルの絶頂にありました。

その後、レッズはAFCチャンピオンズリーグ2007を最後に、タイトルから遠ざかり、逆に鹿島は2007年のリーグ優勝で復活して、去年までの4シーズンでリーグ3連覇と天皇杯優勝2回を取っています。

レッズは若手プレーヤー主体なところといい、鹿島とのファイナルといい、個人的に2002年や2003年の時のような感覚をもっているのは、そういうところがあるかもしれませんね。


ゆえに、今回はこのサイクルの逆転につながるファイナルになるかもしれませんね。

そして、8年ぶり2回目の栄冠へ、トコトン楽しんでやりましょう。

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